新華社によると、中国で初めて水深1500メートルの海上で発見された明代の沈没船遺跡のオリジナル展示品が23日、海南省三亜市の崖州湾科学技術城の深海先進技術と深海(南シナ海)沈没船考古学テーマ展示会場で公開された。国家文化財局考古学研究センター研究員の宋建中氏は、今回の探査の成功は、3次元レーザースキャナー、高解像度カメラ、水中フレキシブルマニピュレーターなど、さまざまな深海技術と設備が遺跡の探査に初めて適用されたためであり、中国が水深18メートルの古代沈没船遺跡で体系的かつ科学的な考古学的調査、記録、研究作業を行ったのも今回の探査が初めてであると述べた。